『健康な肌』のための石けんについて
■■・・・界面活性剤は何?
界面活性剤とは、簡単に言えば本来混ざり合わない物(たとえば水と油)を混ぜる中継役をする物で、汚れを落としたり、泡を作ったり、ぬれやすくしたり、しみこみやすくしたりもします。
この界面活性剤には大きく自然の物から造られる天然界面活性剤と石油やヤシ油などから合成される合成界面活性剤の2つに大きく分類されます。 |
■■・・・石油化学産業を支えるもの
現在店頭で売られている洗剤やシャンプー、化粧品に至るまで、ほとんどの物は人工的に作られた合成界面活性剤が用いられています。
その原料の多くは石油ですが、その他ヤシ油(天然原料であっても合成)などからも合成されます。
石油=燃料というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、石油の中には、燃料として使える部分とそれ以外の部分があります。 その部分を使って色々な製品が作られています。
これは非常に便利なはなしです。 これらを廃棄するには莫大な費用がかかりますし、環境を著しく汚染します。 それを合成洗剤にしてあげれば廃棄する必要がないですし、製品として販売出来ます。 その中の一つが合成界面活性剤です。
平たく言えば、私たちは産業廃棄物を買わされ、捨てるのを手伝っている事になるそうです。
■■・・・合成界面活性剤
実は、この合成界面活性剤は猛烈な毒性を持っていて、なおかつ自然界では非常に分解されにくいやっかいな物質なのです。
たとえば台所用洗剤ですが、注意書をよく読んでみてください。 希釈して使うように濃度が書いてあります。
水たっぷり1リットルをバケツに入れて、チュッと出したら出し過ぎです。
指示通りに希釈したとしても食器に触れる時間は数分以内になっています。 これをきっちり守ってもすすぎ時間は5秒以上とか決まっています。
ゴキブリも原液を掛けると即死します。
私は学生時代にこれを発見し感激!しました。(^^;;
ゴキブリって、よく水切りの下にはいるでしょ。それを狙って洗剤を垂らすんですよ。
「殺虫剤買わなくても言いじゃん!」 ねんてね。
もうひとつは、熱湯攻撃です。 これもイチコロですね(^^)
やってみてくださいね
まあ、こんな物をどんどん下水から流すわけですから、下流域に生きる生物はたまった物ではありません。
飲めば確実に自殺出来る物質というわけです。
しかし、こういう事はあまり世間でおおやけにはなりません。 困る人がいっぱいいるから・・・ということです。
■■・・・石けんは天然界面活性剤
では、石けんとはなんでしょうか?
簡単に言えば油(食用出来る物)にアルカリ剤(苛性ゾーダ)を入れて中和(けん化)した物で固形石鹸の場合は脂肪酸ナトリウムという難しい名前です。
石けんは天然界面活性剤です。
石けんの製造には大きく分けて中和法と窯炊きけん化法があります。
大量生産品の場合は簡単に短時間で出来る中和法が用いられるのですが、この場合は事前にグリセリンを取り除いて石鹸を製造し、後から人工的な保湿成分を加えてどんどん生産されます。
窯炊きけん化法では中和する時に油はアルカリと反応して脂肪酸ナトリウム(石けん)と天然グリセリンが出来ます。
このグリセリンは、空気中の水分を集める性質があるスキンケアにとても大切な保湿成分で、これが窯炊きけん化法で石けんを作る一つ目の利点です。
窯炊きけん化法のもう一つの利点は、原料である油脂の一部分を石けんの中に残すことが出来ることです。 これにより洗浄力をコントロールすることができ、肌の健康に大切な皮脂を取りすぎることありません。 また原料の油脂の有効成分が石けんを使う際にも有効に働く様になります。
また、石けんがお肌に残った場合、石けん成分は石けんカルシウムになり、これ自体もお肌を保護する働きがあります。
■■・・・石けんの環境にやさしい
先にお話ししたように合成界面活性剤は自然界で分解されにくいのですが、石鹸は下水に流された場合24時間程度でバクテリアに食べられ、さらにそのバクテリアは微生物によって食べられます。
食べられなかった石けんも炭酸ガスと水に分解されるため環境には非常に負担が少ないのです。
■■・・・ほとんどの化粧品に合成界面活性剤が入っている
当然ですが、一般的なボディーソープ、シャンプー、リンス、乳液、化粧品などなど、ほとんどの製品には合成界面活性剤が配合されています。 また洗剤などでも、『自然派』などと表示してあっても成分を見ると、しっかり合成界面活性剤を使用している製品が非常に多いのです。
環境面は別としても、合成界面活性剤の製品を使い続けることは健康上大きな問題があります。 また現在なくても将来のお子さんにも影響が出る可能性は否定出来ません。 特にお子さんがいるご家庭では、是非良質な天然界面活性剤で出来た石けんを用意してあげてほしいと思います。
■■・・・健康生活応援部が考える石けん
石けんというのは「肌を清潔にする」という第一の目的があります。
これは界面活性剤が合成であろうが天然であろうが充分達成出来ます。
一般的なボディーソープや石けんの多くは確かに使用感がよいように出来ている製品が多くあります。
しかし我々が一番重要だと考えること、それは『お肌の健康』です。
いくら使用感がよくても、肌の健康を害する物であれば長年使うことによって必ずその弊害が出てきます。
色々な肌のトラブルを抱えて見える方、アトピーで苦しむお子さん、そのことに悩むお母さん達がたくさんおられます。
たんなるその場限りの使用感を求めるのではなく、とことんお肌の健康にこだわる石鹸。
安全性、天然素材、製法、そして皆さんに安心して使っていただき、末永く喜ばれる事。 肌の気持ちになって考えました。
健康生活応援部では、『健康通』のメールマガジン『ken2マガジン』をお届けしております。
お肌に関することだけではなく健康通の皆様のご参考になる健康関連のお話し、その他少し健康生活応援部からのお知らせやお勧めする製品についての情報などをお届けいたします。
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