池田さんは『釜焚きけん化法枠法』という大変手間の掛かる製法で小量ずつ心を込め手作りで石鹸を作っています。製法特許申請(特願2003-403329)
皆さん石鹸の製造というと近代的な石鹸工場をイメージされるかもしれませんが、この石鹸工房には正直近代的な設備はありません。 基本的に手作りですからかなりのローテクです。(^^;
しかし、こういう製法だからこそ天然原料の微妙な違いをコントロールし、化学成分を一切使用しない無添加の石鹸を作ることが出来ます。
池田さんの長年培ってきた職人技が石鹸のこめられてしっかり生きる製法なんです。
厳選した天然素材を使うことや、化学成分一切無添加ということについてもを一切の妥協はありません。 1釜1釜、池田さんご自身が自分の舌で味わい、魂を込めて作り上げます。
この石鹸の原料油脂は馬油100%ですが、これを無添加で作る事が出来る石鹸職人は池田さんただ一人です。 |
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池田さんの石鹸製造工程 |
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ゆっくり暖めて液状になった馬油を
けん化窯へいれます。
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馬油油脂の様子を見ながら
精製水に溶かしたと苛性ソーダを入れます。
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窯の中で馬の油、苛性ソーダを
時間を掛けて、ていねいに撹拌していきます。
馬の油が苛性ソーダによって徐々にけん化
していきます。
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けん化した物の状態、安全性を確認するため
試食し、最良の石鹸になるように微調整を
行っていきます。 (数回行います)
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海水からとれた天然塩、砂糖などを
を投入し、撹拌します。
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石鹸の上澄み(不要な成分)を取り除きます。
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出来上がった前の石鹸の不要な成分や
不純物を、さらに網で濾して取り除きます。
かなりの部分を捨ててしまうため80%程度
しか最終的には製品にはなりません。
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けん化の状態をさらに確認し
石鹸を1つ1つ枠に充填していきます。
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室温を管理しながら硬化させます。
硬化後も表面処理などはしていません。
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硬化した石鹸を確認しながら1つずつパレット
に移し、保管場所を工房から熟成庫に移します。
その後ゆっくり乾燥、熟成をくり返していきます。
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しっかり熟成した
確かな石鹸を
皆様にお届けいたします! |
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※かなり大まかな部分だけですが、ご不明な点はご遠慮なくご連絡下さいませ♪
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