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■■・・・上質のハチミツは一流の養蜂家によって生まれます
いうまでもなくハチミツはミツバチによって作られます。 日本では明治期に養蜂という仕事が西洋ミツバチの輸入に伴い全国に広まりました。 上等なハチミツは口の中に入れると、さわやかな甘さが広がり且つ非常にさっぱりとした後味になります。
最近では水飴を混ぜたまがい物が多いですが、純粋且つ上質なハチミツは比べてみれば、その差は歴然とします。
養蜂は長年の感、周りの自然とミツバチの行動を読む洞察力、ミツバチに機嫌良く働いてもらうやさしさがが必要な仕事です。 上質のハチミツは一流の技術と心をもった養蜂家によってのみ生産されます。
■■・・・ハチミツは巣の中に保存されて生まれます
ハチミツはいうまでもなく元は花の蜜なのですが、ミツバチによって蜂の巣内に集めてきた蜜はミツバチの羽ばたきによって風をおこして水分は極限までとばされ、8倍に濃縮された蜜になります。
たとえばミツバチが100gの花の蜜を採ってきても、その内の87.5gの水分はとばされて、12.5gのハチミツしかできません。
そして、濃縮された蜜は蜂が分泌する殺菌力を持った巣の中に封じ込められ、その中に保存されることによってハチミツが出来上がっていきます。
■■・・・ハチミツの優れた成分
ハチミツの主成分は糖分ですが、ハチミツには生産段階で様々な成分が入っていきます。
たとえばハチが分泌する蜜ロウです。 これは蜂の巣の材料なのですがハチミツが巣に蓄えられている間にハチミツの中に多く混入します。 この蜜ロウは殺菌力があり蜂が巣を守るために使い天然プロポリスが含まれます。
糖分の中でも果糖、ブドウ糖、オリゴ糖が大部分です。 この果糖、ブドウ糖は糖類では一番消化しやすい糖で、体の中にすぐ吸収される性質を持っています。
その他の成分は花粉等の微粒子、蛋白質、有機酸、アミノ酸、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB群などの水溶性ビタミン、ミネラルではカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分など豊富に含まれています。
ハチミツほど理想的な栄養体はないと言われています。 また、肌に対する効果を考えた場合も、特に肌の保湿効果の面で大変優れた性質を兼ね備えています。
■■・・・池田さんの石鹸に使用しているハチミツ
ハチは花蜜を集めるときに、1ヶ所の蜜が豊富な木を見つけると仲間にもその位置を知らせて同じ木の蜜を集める習性があります。 その習性を利用して特定の花の蜜をあつめたハチミツを作ることが出来ます。
桜の花の蜜を集めた物がさくら蜜です。
御存知のように桜が咲く時期は短く、まだ気温も低い時期なので、この蜜を採取することは非常に難しく、優れた養蜂家にしか採取出来ない希少な物です。
健康肌石鹸に使用しているさくら蜜は福岡県八女市の青木養蜂場(福岡県八女市大字井延)生産の物です。
この養蜂場の主、青木勇彦さんは祖父から3代目です。 青木さんご自身も養蜂に取り組んで50年以上になる養蜂職人です。
青木さんは語ります。
「蜂に生かしてもらった一生です」
深い言葉ですね。
もう一つ使用しているのがとてもよいハチミツを生産されている荒巻養蜂場(福岡県小郡市平方)産のトチノキの純粋ハチミツです。
トチノキは山間部に野生する木で5月下旬から6月にかけて、長さ15センチから20センチくらいの房状のきれいな花をたくさんつけます。 鮮やかな色をしていて遠くから見ると目立つのですが、木の近くまで来ると木の上にあるのでなかなか見つけられません。
この花の蜜はハチにとっても美味しいらしく、よくハチがまわりをとんでいます。
このハチミツも味も香りも最高でビタミン・ミネラル豊富な最高級品といわれています。
■■・・・巣蜜(ビーワックス)
ハニーフェイスソープ桜には、さくら蜜とトチノキのハチミツ、さらに巣蜜を使用しています。
この巣蜜とは、蜂の巣から蜜をとるのではなく、蜂の巣ごと採取した物で 『ディズニーのくまのプーさんの大好物』といえば、解りやすいでしょうか? 大変美味しい高級デザートでもあります。
先の成分の説明の通り、蜂の巣は蜂が分泌する蜜ロウで出来ており、この蜜ロウにも当然、蜜は入っていますが巣の中に長く保存されているため蜜ロウなどの美肌成分を含む多くの有効成分が大変多く溶け出しています。
大変美味しい物なので、石鹸に使うときには、かなりの勇気がいります。(^^;;
※福岡県八女市の青木養蜂場は「ウッディーライフ」:山と渓谷社のNO.104の特集記事 美味礼讃−四 福岡の蜂蜜としてに6ページに渡って掲載されました。 写真はその記事を引用させていただきました。
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