竹炭って何なんだろう?【アトピー性皮膚炎に負けない肌を考える。アトピー性皮膚炎、乾燥肌、ニキビなどの肌の悩み解決】
竹炭って何だろう

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炭(スミ)って何だろう?

竹の乾燥 木材は火をつければ燃えて灰になってしまいますが、その時に酸素なしで蒸し焼きにすると炭ができあがります。 日本でも1万年前から作られていたそうで、日本の炭焼き技術は世界一です。

 炭はの成分は組織は素材によって異なりますが、主要成分は炭素で、その素材が持っている灰分(つまりミネラル)を多く含んでいます。炭という字のごとく、山の灰(つまりミネラル)の固まりなのです。

 炭にしても素材の組成構造はそのまま残ります。ですから、素材が持っていた他孔質な組成がそのままのこり、これが炭の持っている吸着性という大きな特徴にもなります。


炭にはどんな種類があるの?

 色んな種類があるのですが簡単にお話ししますね。

■素材による分類
炭の原料としては木材(広葉樹、針葉樹)と竹がよく用いられます。
それぞれ、木炭、竹炭と呼ばれます。 その他、人工的に作られた活性炭や、おがくずを固めて作られるオガ炭などがあります。

■焼き方による分類
炭は焼き方によってもその特性が違ってきます。
白炭は、高温(約1000度)で焼いた物で、最後に釜の外に出し、消し炭をかけて消化するので表面が白っぽくなるため白炭とよばれます。
非常に固く、着火はしにくいのですが、比較的低温で長時間燃えるという特徴があります。(ウバメカシで焼かれた備長炭は料亭の焼き物によく使われていますよね)

 黒炭は白炭よりは低温(700度以下)で焼かれ、最後に窯を密閉して消火されます。着火性がよく、燃焼温度は白炭よりも高温になります。茶道で使われるクヌギの炭などは黒炭です。

 尚、竹炭でもこの燃焼温度によって特性が異なるため、白炭黒炭という分類でよばれることが多いようです。 ただし厳格な規定はなく、実際には白炭といって販売している物でも低温で焼かれている物もあります。


竹炭にはどんな特徴があるの?

竹炭顕微鏡断面図優れた吸着力
竹炭の最大の特徴は、きわめて多孔質でミクロのパイプを束ねたような構造になっています。
その表面積は1g当たり畳420畳分以上あり、表面積が大きい=吸着力が大きい ということになります。
竹炭の吸着力は備長炭の約3倍あり、孔の大きさもまちまちで物理的な吸着はもちろん、化学的に吸着する能力も持っています。

豊富なミネラル分
竹炭は竹が成長時に土壌から吸い上げたミネラル分が2〜5%含まれていて、木炭より多く含んでいます。 
また、竹時代に成長時に生成される活性珪酸と呼ばれる特殊な物質が含まれていて、他の木炭に比べて特にトリチルアミン(生臭さ)を吸着する能力に優れています。 
また、他の炭と比べてタール分が少ない特徴も持っています。

抗菌効果
竹炭には他の木炭には含まれていない活性珪酸という強い抗菌力をもつ物質を多く含んでいます。また、PH値は、弱アルカリ性〜アルカリ性なので、弱酸性を好む菌類が繁殖することができません。
ただし、使用していくうちに栄養素が抜け抗菌効果も減少していきますから、特に飲料水や炊飯に用いる場合には竹炭の特性を最大限生かすためにも決められた日数以上使用するのは避けてください。

癒しのパワー

高温で焼成した竹炭は空気中のマイナスイオンを増やします。
マイナスイオンは森林や水辺で多く存在し、気分を穏やかにし、疲労回復、リラクゼーション効果があります。 炭の香り自体にも心を穏やかにする作用があり、まさに森の癒しの力を凝縮した物と言えます。

また、竹炭はシックハウス症候群の原因となる科学物質(ホルムアルデヒド、トルエンなど)の除去に大きな効果 があることが最近の研究でも明らかになっています。 
【2001年5/2 日経新聞記事より】
シックハウスの主な原因物質とされるホルムアルデヒドやトルエンなどを竹炭と一緒に密閉容器(10リットル)にいれてガス濃度の変化を測定した。 その結果、わずか0.5グラムの竹炭で、厚生労働省の指針値の数十〜数百倍あったガス濃度が24時間後には検出されない程度までのの低濃度に減った。及川教授によれば「竹炭は有害な化学物質を取り除く優れたフィルター機能をもっている。炭の品質や部屋の環境などにもよるが、6畳のスペースに2キロほどの竹炭を置けば充分な除去効果が期待できる。」と話している。

水を美味しくする

竹炭には、水を浄化しミネラル分を出すことはもちろんですが、他にも秘密があります。
水の分子は「H2O」ですが、この分子の固まり(分子集団=クラスター)を小さくするのです。クラスターの小さな水はとても体内に吸収されやすくなり、新陳代謝を促進します。

近赤外線効果

炭の灰分は2〜3%ですが、この白い灰分はセラミックスと呼ばれ近赤外線を放射します。近赤外線とは波長2〜5μmの放射線で別名「熱線」とも呼ばれ、熱エネルギーに変化しやすく温熱効果に優れた特性をもっています。 また、近赤外線は低温でも発することがわかってきています。


まだまだ他にも色んな良いことがあり、大手企業もこの竹についての研究が盛んに行われていますが、それはまたの機会に・・・

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